短編小説っぽいもの
魔王の生態日記。 --
本編
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外伝
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キャラクター紹介コメント
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後書きコメント
『魔王の生態日記。』
〜登場人物設定〜 ☆熊野御道・祭囃子(くまのみどう・まやこ) ウィザード。 これで黒髪ならアジアン・ビューティーと言ってもよい容貌なのだが、ウィザードにありがちな銀髪である。 ギルド“生涯道楽”に在籍する、元・ロレンシア魔術学院の主席。 通称・マヤ。 両親は祭囃子(まつりばやし)のように明るく育って欲しいと名づけたが、その願いは叶わなかった。 無表情で冷静沈着、何事にも決して動じない。 数字と記号の世界に生きる鉄の女である。 黙っていればミステリアスな美少女で通るものを、自らの言動でそれを粉みじんに粉砕している。 が、本人は自覚しても気にしていない。 なお、エモティが発動するはずの語句をチャットしてさえ、エモティしない。 チートではないかと噂されているが、本人曰く 「うむ、意志の力だろう」 うそをつけ。 彼女は真顔で大嘘をつくので要注意である。 誰も運営チームに報告しないのは、利益に微塵も関係していないからだろう。 また、魔法スキルを使ったときさえ動作グラフィックが出ない。 というか、バグっているらしく、水鏡は腕でなく頭部のあたりから出ている。 名づけて、“目からビーム”。 彼女の移動は直立状態からノーモーションでスライドするため、周りから気味悪がられている。 通報されれば間違いなくブラック・ミュティズン。 いわゆるチート者にありがちな被害は無いのだが。 ・・・ギルメンの施設をしばしば実験で破壊している以外は。 あと、慧の心臓と胃は着実にすり減らされていると思う。 ☆慧・天衛(ホェイ・ティエンウェイ) 同じく“生涯道楽”のギルメン。 学は無いが、誠実で真摯な・・・中身は意外なほどの常識人。 長身だが細身でEX水晶の剣を振り回す、見かけによらないエルフ。 見かけによらないといえば、おそろしく腰が低く、気弱。 内気な性格を直すために武術を始めたそうだが、性格の矯正には役に立たなかったようである。 通称・ケイ。 力エルフ・・・と言って良いものか。 あえて言うなら、接近戦エルフ。 CCではセット風にホリ羽無視を付け、素手で殴りかかってくる。 まさにエルフの常識を歯牙にもかけない戦い方といえよう。 普段はEXオデン盾に、EXレイピア。 あるいはEX水晶剣。 どう見ても力エルフだが、ステ的にはバラエルである。 中の人は左利きらしく、いつぞやのメンテで左手装備が出来ないように修正されたのを悲しんでいる。 ☆ロードセンチュリオン 勤務地、カルリマ3。 尊敬する上司、クンドンの幻影3。 豪快に笑う、結構良い人っぽいと噂のかた。 ☆ブラッドソルジャー 勤務地、同じくカルリマ3。 好物、クンドンの幻影3お手製のシーフードカレー。 ・・・自分が材料に入っててもおかしくない蟹モンスだが。 ☆クンドンの幻影3 カルリマ3を支配する魔王。 情に厚く、優しい人徳の魔王らしい。 趣味は手料理と応急処置。 特に、バハムートを入れたシーフードカレーは絶品と評判である。 悩みは、やってくる冒険者がGBやコンボを使い出す制限Lvのマップなので手強いこと。 本当はひっそりと人知れず余生を送りたがっているという噂もあったり。