短編小説っぽいもの
エド・ウッド --
前編
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後編
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キャラクター紹介コメント
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後書きコメント
『エド・ウッド』
〜後書き、みたいなもの〜 タイトルの“エド・ウッド”というのは実在の映画監督さんのお名前です。 よく言われそうな感じで紹介すると・・・ 彼には映画を作るために必要なものが揃っていた。 映画監督としての情熱。 制作費をかき集める技術。 キャストをかき集める人脈。 彼に足りなかったのは一つだけ。 たった一つ・・・才能だけ。 彼には才能だけが無かった。 笑いますか? 出す映画は全てがことごとく外れ、酷評され・・・ とうとう“史上最低の映画監督”といわれるようになったエド・ウッド。 それでも、彼は死ぬまで自分が愛する映画を作り続けた。 彼の作品は生前に・・・いえ、死後も評価されることはありませんでした。 積み上げられた、どうしようもない駄作の数々。 でもあるとき、ふと誰かが言ったのです。 「彼の作品は映画と呼ぶのもおこがましい、観るに堪えない駄作ばかりだ。 まさしく、史上最低、最悪の映画監督だろう。 だが、彼は自分自身をフィルムにして回した。 彼の人生、それは彼が唯一遺した名作だ」 と。 絶望的なまでに才能がなく、それでも好きなものだけを貫いて生きたエド・ウッド。 ちなみに、彼の生き様を描いた『エド・ウッド』(主演:ジョニー・デップ)という作品もあります。 ・・・決して勧めませんが(笑)。 美化するだけも何なので、プラマイ両方の面を書いておくと・・・ 素人の私が言うのもなんですが、彼の才能の無さは本当に絶望的です。 学生の自主制作映画に劣るとも勝りません(ノ∀`)マケテル ついでに彼は女装癖のある変態です。 (『エド・ウッド』ではピンクの女物セーターを着たジョニー・デップが見れます 笑) あと、彼の自称・最高傑作では、明らかに着ぐるみのタコを自分から抱えて格闘を演じる老人の姿に涙を禁じえません(ノ_・、) かのドラキュラ俳優の代名詞のかたですが・・・老い先短い身で、寒空の中・・・水に浸かりながら・・・ まぁ、その哀れな滑稽さが沁みるのですが。 ただ、今回のお話にはちょうど良いかな? と思ってタイトルにしました(;^^A あと、見ての通り主役二人の名前は香水メーカーの名前そのまんまです。 普段はあまり使ってないんですが、たまたま手元にあった二つから、つい・・・ あ。 「ジャンヌ・アルテス? やっすい香水使ってるなぁ」 とか言わないように(笑)。 さてさて。 ちょっとメッセージ色が強くなってしまったかもしれませんが・・・ ゲームなのですから、もっと色んな“楽しい”を自由に選べてもいいんじゃないかな? くらいに思って頂ければ^^ 別に、効率的にプレイしたり、理想的な動きにしのぎを削る遊び方を悪く言うために書いたわけじゃありません。 そういうのと同時にね、いい加減に遊ぶ人や、チャットばっかりの人も“すぐ隣りにいて遊んでもいいんじゃないかな?”って、そう思うだけです。 合う人と遊べて、そして合う人以外の人と同じ場所で遊べる・・・そんなに不自然じゃないと思うんですけどね。 もう少し、色んなベクトルで遊んでる人が自由に、そして一緒に存在できる遊び場だったら・・・素敵だなぁと思います。 息苦しい世界で泳ぐ駄目魚に捧げます(笑)。