短編小説っぽいもの
羽無し --
本編
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キャラクター紹介コメント
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後書きコメント
『羽無し』
〜登場人物設定〜 ☆ジョア・ドゥ・ヴィーヴル EXデスブレを振るいながら、悪霊を撒き散らす魔剣士。 彼がリーダーの、PTでありギルドでもある“ハイブリッド”は五人全員がバランス型である。 全員がかなりの廃人集団だが、効率や強さに無縁なポリシーを体現しているため、装備やLvのわりに影でも迫害されていないようだ。 焼け爛れた背中に羽を纏うことは出来なくなってしまったが、彼のような背中になりたいと憧れる者は多いカリスマ魔剣士。 が、とりあえず普通に小物で、貧乏性で、自意識過剰で、自信が無さすぎな人物・・・らしい。 マダムライオンの隠れファンで、バレンタイン・イベントでは倉庫キャラいっぱいに彼女から愛の妙薬とオリーブを購入したとかいう噂あり。 相場が上がっても売らないのだろう、きっと。 あと、微妙に覇気が無い。 性格も暗め。 女性は男性に「Sか?Mか?」なんて質問をすべきじゃないと思っている。 でも、実はMらしい。 ・・・って、お前はヒロシか・・・と、ツッコミを入れたくなる人柄。 ☆マンチェスター 元々は体力特化を目指していたバランスナイト。 冒険を重ねるうちに色々と間違った方向に目覚めたらしく、力・敏捷・体力・エナ全てが同じ数値という理解に苦しむステになった。 「俺は今、凄い勢いで間違った方向に行っているっ、フゥ━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━!!」 力ナイトの攻撃力と、回避ナイトの回避性能、エナナイトのSL効果・・・等々、50Lvほど低いそれらのタイプと張り合う性能を持っているらしい。 口癖は、「万能にして平凡、ここに真理を開眼したり!」「エナ魔よりマゾいぜ!フゥ━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━!!」など。 周りから見える以上に、本人は楽しんでいるらしい。 ちなみに、彼はポーラ派。 ゆえに、バレンタイン・イベントが嫌いである。 りんご+1をやけ食いする彼の姿を見たものは多い。 「作中に俺のセリフが一度も無いんですがぁっ・・・!!」 おや? ☆レアル いかにも端麗でニヒルな性格をしてそうな外見の、実は歌って踊れるウィザード。 皮肉家だが憎めない。 “コンボ・ジャグラー”の異名を持ち、後に独立して“黄衣の王”というギルドを作った。 装備はヘラスのスフィンクスセットとEXスフィの組み合わせにクンドンの杖。 あと頭部だけでスフィ+13ALLになるという豪華さだが、どうしても+13の仮面が出来ないらしい。 既に二桁の仮面を燃やしており、素顔で歩いているときの彼を見かけたら慰めてあげて欲しい。 その昔、ミランに言い寄られたことがあるが、「すまないが、ハロープロジェクト万歳な人なんだ」とカミングアウトして断った逸話がある。 ということでロリコン。 曰く、「我が想い、天に何ら恥じることなし」 ってか、少しは恥じろ。 いや、まず隠せ。 ちなみに、このキャラだけは『フランケンシュタインズ・クリーチャー』他などにもチラリと登場。 でも基本的に名前やギルドだけ(笑)。 ☆ミラン 某ロリコンWizとの過去を一生の不覚と言って憚らないエルフさん。 五人が出会った頃は儚かったのだが、ユニークな仲間との日々が彼女を逞しくしたのだろう。 EX水晶剣装備のヒール担当。 その武器はEXOPが速度増加なため、見た目よりはるかに優秀なサポ性能を誇っている。 だが、彼女のEX水晶剣には密かに追加攻撃力が付いたり消えたりしているのは公然の秘密である。 ・・・彼女の二次羽が防御無視で、AHでなく追加攻撃力16なのを知っている仲間はあえて突っ込まないが。 あと、彼女は意外にお祭り好きらしい。 彼らのPTは狩り場が低いため、LvUPはかなり稀である。 ということで、誰かがLvUPするたびにイベントを催すことを彼女が提唱した。 以降、“ハイブリッド”での恒例行事になっている。 また、LvUPした直後は“レベルアップおめでとうの歌”を歌わないと彼女が怒るため、一行は歌唱能力(チャット・タイピング能力)が磨かれている。 ちなみに、例えBC中であろうがDS中であろうが例外は許されない。 LvUPした仲間のため、彼女のご機嫌のため、ヒールのため・・・彼らは歌うのだ、死と背中合わせの合唱を。 なお、歌っている最中に死亡すると二階級特進制度が適応され、その日の冒険で出たドロップアイテムを優先的にもらえるのが“ハイブリッド”の慣例である。 「確かに、エロの中には変態もいるわ。でもね・・・ロリコンはすべからく、一人残らず変態なのよっ!!」 ☆レッジーナ くだんの火事で、ミランと共に逃げる途中で取り残されてしまったエルフの少女。 もちろん、ミランに悪意は微塵も無い不可抗力の結果である。念のため。 装備はEXバルロックの鎌という、ヒロインとしてどうかと思われる獲物を持っている鎌娘。 そのためか、ヒロインの割にはキャラ紹介がPTで最後である。 とりあえず、明るく賢く等々、都合の良い美徳を持ったこのお話のヒロインである。 ・・・毒が無いとつまらない、うぅ・・・ 彼女はPTではAG担当。 ただでさえ遅いEXバル鎌のEXOPは速度増加でなく、実はEXD&Lv20。 ゆえにかなり魔法速度は遅いのだが、AGはタイミングを忘れなければ問題ないので良いのだろう。 そのEXOPの選択基準から垣間見える思考には一抹の不安が残るが。 もっとも、ミランと違って追加攻撃力の生命入れは行ってない。 二次羽もAH4%。 だが、こっそりEXネックはEXD。 ・・・彼女なりの葛藤があるのだろう。 ヴィジュアル的な理由から長らくチェンジアップせずにいたのだが、誰かさんがマダムライオンの隠れファンと知ってチェンジアップ。 金髪にした。 うんうん、けなげで良いコだ。 しかし、いかにもなヒロイン行動で少し物足りない設定ではある。 いっそ、マダムライオンをPKして欲しかった。 街中では効かないCtrlを押しながら、殺気立った目で宿屋の女将を見据えるヒロイン。 惹かれません? ・・・そうですか・・・少し、残念です。 むぅ。 ☆アミテージ 燃えてしまったロレンシアの宿屋の主人。 サードという名の奥さんがいたらしいが、既に他界している。 昔は名うての冒険者だった・・・とかいう裏話も無く、ごく平凡なオッサン。 ロレンシアで生まれ、ロレンシアで育った生粋のロレンシアっ子。 普段は「負けを楽しむ。これが極意だ」と、ナンパに失敗した若者を励ます良き理解者。 自分の宿屋の風呂場に覗きが出た際、「ロレンシアの法には触れてる。人としても最低かも知れない。だが・・・男としては間違っていないっ!!」と力説し、泊まっていた敏捷エルフに蜂の巣にされかけた過去あり。 ちなみに、その際に捕まって改心した元覗き魔のボブ・ダービーは住み込みで働くようになった。座右の銘は“敗北は勝利の価値を知ること”。 蛇足だが、アミテージの祖父は今も健在でロレンシアに住んでいる。 が、二人の仲はかなり悪いようだ。 祖父の息子であるアミテージの父親は既に他界しており、いまだに自分よりも元気な祖父を見るたびに「順番を守れよ」と内心ツッコまずにはいられないとか。 マダムライオンのような女将を募集中らしい。