『半濁音パワー!』 |
古来、 “真名を知ればソレを支配できる” などと言われ、 “名は体をあらわす” などという言葉もあるように 名前というものの影響力は計り知れない。 アルファベット、漢字、片仮名に平仮名、 そういった差でさえ、 同じはずのものが全く違うもののように 錯覚してしまうことは想像に難くない。 例: バイキンマン ↓ 黴菌男 私はここで、 あえて“半濁音パワー”というものに注目してみたいと思う。 半濁音、 それは驚くべき影響力を持っているのだ。 正に“半濁音パワー”とでも言うに相応しい、その影響力。 例えば、濁音を半濁音に変えてみると良い。 【ビフォア】 「ぶっ殺すぞ、ババァ!!」 顔文字であらわすと、 (#゚Д゚)クワッ 【アフター】 「ぷっ殺すぞ、パパァ!!」 「OH! どうした、マイサン♪」 「ダディ〜♪」 ウーティーンの如き前髪の反抗期少年が、 金髪巻き毛の愛らしい少年に早変わり。 これが“半濁音パワー”である。 少年院などは、 もっと“半濁音パワー”の可能性を探るべきだとアドバイス申し上げたい。 無論、 MoEでも“半濁音パワー”はその真価を遺憾なく発揮してくれるはずだ。 【ビフォア】 【バーサーク】 【アフター】 【パーサーク】 怒り狂ったイメージのバーサークが、 実にまろやかな柔らかさに包まれてしまった。 これだと全然恐くないだろう。 他にも、 【ビフォア】 【タイムボム】 【アフター】 【タイムポム】 “20秒後に相手を爆殺するテクニック”にも関わらず、 半濁音にすることによって ファンシーなヌイグルミの如きお茶目さを実現。 ボムっ!! だと生命に関わる勢いで かなり凶悪なイメージをもってしまう。 が、 ポムっ!! だと 「やったなぁ、こいつぅ♪」 と許してもらえそうな気さえする。 かくも“半濁音パワー”は偉大なのだ。 争いのない平和な世界を創造するのは “半濁音パワー”であろうことを 私は確信している。 70年代に「お、小遣いになりそうじゃね?」と目をつけ、 アメリカという怖いお兄ちゃんを気にしていたが、 普天間問題以降の距離感をチャンスと見て カツアゲに及んだ中国問題。 尖閣諸島の問題を解決できるのは民主党ではなく、 自民党でもなく、 “半濁音パワー”だと私は声を大にして言いたいほどだ。 なので、 ゲオと共に実装されるであろう臨時メンテでも 当然予想される不具合バグ発生に備え、 運営諸氏は“半濁音パワー”を用意しておくべきではないだろうか。 【ビフォア】 【バグ】 【アフター】 【パク】 愛らしい小型犬のような気がしませんか。 そうですか・・・ダメですか(ノД`) |